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  • 執筆者の写真ルク子

対談『ファレノプシスの舞台裏』

更新日:2月17日




創造性の交差点。

異なる分野の創作家が語る、共鳴と革新



その空間には、ただ会話を楽しむ場所以上の価値を提供し続けたい。

この「ファレノプシス」は、ハウジンガーの「ソル」とグラフィックデザイナーの「ルーク」が手をかける創造的な店舗でもあります。


二人は同じ空間を共有しながら、それぞれ独自の視点でその世界を彩る。

今回の特別な対談では、彼らがどのようにして各々の専門性を活かし合い、互いに影響を与えているのかを、掘り下げていく。


その空間での対話から生まれる、予期せぬ共鳴と革新の瞬間を紐解いていきましょう。

(インタビュー自体は2023年12月に行ったものです)



 

Sol Flor:ファレノプシスの店長、キャストでありながら、全室のハウジングを手がける『匠』

Lukedio Zr:ファレノプシスの広告媒体全て(SNS/Webサイト/PV)を担当。デザイナーは本職。


 



マックス:皆さん、こんにちは。今日は特別な対談をお届けします。

ファレノプシスというお店の背後には、二人の才能あるデザイナーの存在があります。

ハウジンガーのソルと、グラフィックデザイナーのルクさんです。


二人のクリエイティブな世界観がどのように交差し、このファレノプシスを作り出しているのか、お話を伺っていきたいと思います。


オーディエンスに当店キャストのワタアメ、アシュリーを迎え、インタビュアーは私マックスでお送りしたいと思います。よろしくお願いします。


一同:よろしくおねがいします〜。




ちなみにファレノのWebはこの方式で行いました。
ソルによりハウジングされたルク邸にてインタビュー



二人の自己紹介


マックス:お二人の自己紹介をお願いします。


ルク:ソルサンドゾ。


ソル:はい。もともと違うキャラ(Sun- Flower)でRPキャストやったり、お店やったり、レイドやったりで1キャラだけで遊んでたんだけど、ハウジングをはじめて、スタジオを作る過程で沢山サブキャラを作ることになって、ソルはその中のただの1キャラでした。


なんとなく、ミドオスというかオスキャラを作って・・・そしてなんとなく、そのキャラでお店を遊びに行くようになったりして。


なんかこう、すごく居心地が良くてね。そんな最中にX(旧Twitter)で、ミッドランダー限定のBarを作りますって広告を見たんです。


マックス: ありましたねー。


ソル:元々、マックスが勤めていたRPホストクラブの系列姉妹店で、俺もヴィエラでRPキャストしてたので、まっくんのことは知ってはいたんだけど、雲の上の人的な感じだったので、話したことは無かったんだけどね(笑)

そこで思い切って、このソルで応募してみたのがはじまりで、そこでマックス&カイルと出会う。


ルク:『その時歴史が動いた』みたいだ(笑)


ソル:ふふ、そうね。それで・・・まっくんとカイルくんと半分冗談まじりでミドオス限定ホストとかもやってみたいね! とかいう話になって。


ワタアメ:バンドの結成秘話聞いてるみたいで、ワクワク!


ルク:ここでギタリスト(ソルさん)をゲットしたのか。


ソル:じゃあ俺Lハウスもってるから俺ハウジングするよ!って感じで冗談が進みだして。

ソル:お店の名前すら決まってない中で、マックス、カイル、ソルの3人でなんとなく動き始まりました。


ルク:まじでバンド結成の瞬間!


ソル:その時はまだヴィエラでRPキャストもしてたけど、最後にマックスとカイルが予約して席に来てくれたの覚えてる。


マックス:行ったね〜! ひまちゃんに会いに。


ソル:俺は2キャラでRP出来るほど器用じゃないので、これを機にひまわりとしてのRPは活動を終えて、ソルとしてのRP活動がはじまった事で、同時にファレノプシスが始まりました。


マックス:こうして改めて振り返ってみると、なんだかちょっと懐かしい。


ルク:ムネアツだ!


マックス:ではルクさんどうぞ。


ルク:フレの誘いで10年以上やっていますが、FF自体はめっちゃライト勢で、男キャラから女キャラに変えたら、何故かそのうちに「ルク子」と呼ばれるようになりました。(笑)


マックス:ルク子さんはどういったきっかけで、ファレノのデザインを手がける事になったんでしょう?って俺が聞くのもおかしいか(笑)


ルク:フレのマックスがファレノを立ち上げるということで、そのカミングスーン広告をSNSに出したいって言ったのがきっかけですね。


マックス:そうでしたね。引き続き大変お世話になってます。そしてなんと宣材だけでなく動画に作曲、PV作成までも!


ルク:PV動画についてはノリと勢いで作りました。企画ってそうところで走り出しますよね。10年以上止まっていた趣味の作曲活動を、機材の総入れ替えと共に復活しました。


最初のカミングスーンから60以上の広告、PV、そしてWebサイトと作らさせていただきました。よく作ったもんだなァ・・・(遠い目)

まぁそんな感じで、今後広告ができてたらコイツが作っているのかと思ってください。

『コンゴトモヨロシク』です。





異なる角度から見る創造の鍵


マックス:ハウジング、ウェブなどの宣材など取り掛かる時、最初のイメージ作りは何からインスピレーションを得ていますか?


ソル:最初のイメージ作り・・・そうだな、モチーフにもよるのだけども、ファレノの個室はあくまでキャストからのイメージをもらって、俺が形にしてるだけ。なので作ったのは俺になるけど、大体はキャストが持っていたものって感じ。


マックス:キャストがふんわり思い描いているイメージを具体的にソルが形にしていく。まさに匠ですね。


ソル:胡蝶の場合はみんなでワイワイ出来る和風でのお店。ってのがそもそもの胡蝶の根源。なのでスタジオじゃなくてあくまでお店として使える内装にしたいんだけど、俺がそもそもスタジオ作りからハウジングを始めているので、自然とスタジオのような見え方や映えを気にして内装を作っちゃう。



煌びやかな「胡蝶の彩炉離」


それはそれで自分のスタイルとして受け止めてそれをうまく活かせるように、より発展できるようにという事で昇華させて行きついたのが『360度全方位型』のスタジオやハウジングです。


ブーススタジオはあくまで面としての背景を作り込むのが多いんだけど、それだとお部屋にならないし居心地も悪いので「いいとこ取りしたい!」って感じで今のスタイルになりました。


マックス:なるほど!


ソル:で、具体的なイメージ作りは・・・もうホント、その時のひらめきまかせです。家具のプレビューとかでいろんな家具をこねくり回している感じ。


ワタアメ:色合いとかも?


ソル:色合いもそうだなぁ。家具も染色できない部分があったりするので、そこから合わせることも多いかも?


ソル:染まらない家具の色合いや質感を活かしたい。それはいつも思っていることかも。

なので、こう・・・予定として最初にイメージを固めることが出来ていないので、自分でもどんなものができあがるかわからない。

でもそれを楽しみながらハウジングしている。そんな感じです。


ルク:わかるわかる。最初のイメージとはかけ離れて、それでも良い方向に行くこともある。むしろそっちの方が多いかも?


ソル:ふんわりしたまま始まって、だんだん形が見えてくるのがまた楽しい。


マックス:別邸や胡蝶は360度展開でいらっしゃって下さるお客様さんもビックリしますね。


ソル:うんうん。ファレノの別邸はもう2年前に作ったハウジングで、残っているハウジングでは一番古いかもだけど『360度スタジオ』っていうのを意識してつくりはじめたキッカケだね!


ワタアメ:歴史がある。


マックス:できあがるであろうものがある程度予測できないワクワクというのは、デザインの中で相通ずるものがあったりしますか?


ルク:そうですね。パターンとしては2つあって・・・。


ソル:興味あります。


ルク:一つはさっき話に上がった、思いつくままに走り出しちゃうデザイン。良くも悪くも、最初とかけ離れていきます。ファレノのように原稿がない状態で依頼がくるとこの方法で情報をとりあえず置いてから考えます。


マックス:すべてルク子におまかせです(笑)


ルク:そしてもう一つは、いきなりIllustratorなどでデザインせずに、配色やデザインやテーマやストーリーをカチッと決めるパターン。カチッと決めて、ラフも手描きから始めるパターンは99パーセントうまくいくことが多いです。かなり面倒なんですけど、そこはちゃんとやった方がいいかなと思ってます。ちなみにファレノのWebはこの方式で行いました。


自己満足になるかもしれませんけど、裏付けもしっかりしているのでクライアントをだまらせることができます(ドヤァ)


マックス:プロっぽい(笑)


ルク:まぁファレノは自由にやらさせてもらっていますね。


ソル:うんうん、おなじく。


ルク:ソルさんのハウジングがクォリティー高いですからね・・・ヘタなのはだせないというのもあります。


思いついたアイデアを手書きラフとかにして走り描きしてためたりしているんだけど、それはリアル実務ではほとんど採用されないので、ファレノで使っています。


クライアントはトゲトゲした部分を削ぎ落とし、普通のデザインにしがちなので。


ソル:デザイナーっぽい!


ルク:ですです。リアル実務ではまず通らないデザインをファレノでは使っているイメージ。ただかっこよく!みたいな。


ソル:あ、そういうのもいいね!


ワタアメ:本職やってる方ならではの楽しみ方!


マックス:実際の仕事ではできないような自分の好きにやるぞ!みたいなのをお二人がファレノで形にできていたらうれしいなあ。


ルク:自分は提案型なので余計なことしがちですが(笑)


ソル:遊び心大事!


ルク:そうそう 遊び心しかない。


ソル:ふふ、とても好き。


ワタアメ:素敵!


ルク:そうそう。ファレノには二つ名という「コードネーム」的なのが各キャストについてますが、広告をつくる上でとても重要な道標となります。


マックス:あれすごい楽しみにしてる。


ルク:みんなに恋しながらつくってるのだぜ。


ソル:楽しそう(笑)


ルク:そう。意外と楽しいです。


マックス:あめちゃんも多分、2月くらいには作ってもらえる!


ワタアメ:自分のももちろん楽しみだけど、皆のいいよね〜!


ルク:アメチャン楽しみにしててね(はーと)


ワタアメ:やった?! 楽しみ♪


アシュリー:二つ名に添えられている名言や格言、あるいは歌詞の一部を引用したメッセージは、どのようにお選びに?


ルク:だいたい音楽用語や映画の話にインスピレーションを得ます。そんでもって時空を越えたり、銀河を旅したり(笑)


マックス:色んな役割のあるファレメンの旅。いつも楽しみに読んでます!


ルク:最初マックス、ソル、カイルで三人だった頃に比べ、今は11人だから賑やかだよね。それぞれ色々なストーリーがある。あの二つ名とそれにまつわるストーリーは僕からの贈り物です。


マックス:次はどんなストーリーが待っているのかな・・・。


ルク:あがるハードル。


ソル:1人一本映画持ってる感ある。


ルク:まさにそれ。あの人はテネット、あのひとはインターステラーみたいな。


ソル:なるほど。二つ名が映画のタイトルだ。


アシュリー:ルクさまのプロデュースで、ファレノプシスを題材に映画を……?


ワタアメ:ファレノ・ザ・ムービー観たい!


ルク:つくれそうですね(笑)


アシュリー:ほんとうに映画をつくろうとしたなら、一年……もっとかな、かなりの時間をかけて準備をすることになりそうですね。


マックス:そういえばPV動画も楽しみです。


アシュリー:そうですね、動画も。


ワタアメ:楽しみがたくさん! 生きてて良かった?!


ソル:楽しみだけどルク子さんのお時間が心配よ(笑)


ワタアメ:それ。ルクさん本業もあるし心配。


ルク:いやぁ本当に忙しくて時間がない。でも楽しみながらやっております。



ソルとルク
(左)Sol Flor (右)Lukedio Zr




インスピレーションを呼び覚ますリフレッシュ術


マックス:そんなお忙しいソルと監督に質問!


ソル:なんなりと!


マックス:リフレッシュ方法を教えて下さい!


ルク:ソルさんドゾ。


ソル:ほい。その季節ごとの楽しみがあって・・・。今だと薪をくべて、フランをもふる。


ルク:イイネ!


ワタアメ:いいな?!


マックス:最高品質。


ルク:でっかくてカワイイわ~。あの子性格よさそう。SNSで癒されます。


ソル:それで大体リフレッシュされる!


ワタアメ:優しいお顔してるフランさま。


ソル:どの季節でも結局フランだけど(笑)


アシュリー:体質的に難しい部分さえなければ、僕も顔をうずめて「もふって」みたい。


ソル:まとめると、フランや家族と季節の遊びをする事です。


ソル:ではルクコさんもどぞ!


ルク:ソルさんに対抗して・・・ネコです(笑)


ソル:そして犬派と猫派がはじまった(笑)


ルク:ペット飼ってるヒカセン多いような気がする。癒されるよねぇ~


マックス:確かに多いような気がする。


ルク:趣味は色々あって書ききれませんが・・・あ! あと酒ですっ! 酒もってこいいいー!


ワタアメ:よっ! 酒カス!!


アシュリー:えっ、その掛け声でいいんです……!?


ルク:いいの、いいの(笑)


ソル:お酒も良きね??


マックス:監督は猫と酒・・・と(笑)


ルク:お酒はいいよ〜。料理も好きでよくやるので、おつまみは任せてください!


マックス: さすルク! お二人ともありがとうございました。





ファレノプシスの由来


アシュリー:2年を迎えた歴史あるお店で、元々馴染みの方はもうご存じなのかもしれないけれど、結構新規のお客様も増えているだろう中で、ぜひ伺いたいなというか、webサイトかどこかに載っていたらいいなと思っていたことがあって。


ソル:ほうほう!?


アシュリー:そもそもモチーフを「蝶」、店名を「ファレノプシス」としたきっかけや、理由があるのかな、と。


ソル:おお、なるほど!


マックス:そこはですね・・・ほんっとーーにもう、


マックス:『語感』


ソル:ふふ(笑)


アシュリー:語感。


マックス: ファレノプシスかっけぇ、胡蝶蘭も花としてエオに存在するし!

よし、これでいこ!!!


ソル:3人で決めたように思わせつつ・・・。


ソル:完全にマックスに丸投げしました。


ルク:文字の並びかっこいいもんね。リズム大事。変拍子っぽくていいじゃない。


アシュリー:意外とシンプルな理由なんですね。


ソル:お祝いの花ってイメージもあるしいいよね。


アシュリー:花言葉も素敵ですものね。


アシュリー:胡蝶蘭、とても手間のかかる花なのですよね……。でもそれが愛おしくもあります。


マックス:そうそう! 幸福を運ぶ。お店にもぴったりだしね。


アシュリー:この店に、と思ったのも、僕の思い入れのある花のひとつだったから。それがきっかけであり、決め手でもありました。


ソル:お、そうなんだ?


ルク:ちなみにうちもとーちゃんが裏庭に暗室作って育ててた。


アシュリー:僕も祖母が好んで育てて飾っていたので親近感。


マックス:面接の時に言ってたね!


アシュリー:そう……。背中を押してくれた気がしています。


ソル:今思えば、マックス、カイル、ソル、それぞれが好きな事は一緒だけど。

得意な事がそれぞれ違ってるのが、いい感じに噛み合ったんだろうなと思う。

と、まっくんの話聞いて思った。


マックス: 適材適所ながら役割もそれぞれあり、相性も良かった(笑)


マックス:これはほんと大事。ファレノプシスを通じていいご縁にめぐまれました。


ワタアメ:じゃあ本当に運命の出会いだったんだ。


マックス:ですね!


ソル:縁のある花だ?





ファレノプシスの旅路の次章。

各々が描く未来への一歩


マックス:最後にファレノの今後の未来について聞いてみたいと思います。


ルク:う〜ん。。。そうだな〜。Webサイトなんだけど、みんなもアイデアだしてもらって盛り上げたらと。


マックス:ですね、そのあたりもぜひみんなの意見を聞きたいですね!


ソル:キャラクターページが揃って、企画ものやろうってのもいいね!


マックス:いいですね!


ルク:うんうん、何か企画ものをwebサイトにいれたいですね。

こだわりとしてwebサイトは作って終わりではなく、日々進化する「ナマモノ」として捉えています。これはリアルの業務でも口を酸っぱく言っています。(昭和的表現)


マックス:さすルク!


ルク:あとは動画作成中です。今作曲中で、やっとコード進行できたところ。先は長い(笑)FFのあのテーマをモチーフにしたアレンジとなっています。

※2024年2月現在、曲は大半完成しております


ソル:おお?


ワタアメ:作曲までするからすごい・・・。


ソル:曲からなのが、なんかそもそも規模が・・・。


マックス:今回の動画は何分くらいになるんだろ?!


ルク: 3分くらいかな。動画自体は、ただカッコイイ絵を撮りたい。


ソル:ルクコさんオーダーで1部屋つくってもいいかもね。


マックス:おおおぉぉぉ。


ルク:ええええぇ!?恐れ多いなぁ(笑)


ワタアメ:企画から壮大・・・!


ルク:でも乗った!


ワタアメ:でも乗るの早い(笑)


ソル:ね! 楽しみ増えた。


ルク:で、動画公開は一応2024年5月ぐらいです。


ソル:半年後!


ルク:はい、撮影はまもなく始めようかなと。


アシュリー:まもなく!


マックス:いよいよ新PVか!


ルク:はい.とりあえず撮っていきます。この時から監督業に(笑)


ソル:走りはじめる時が・・・。


アシュリー:楽しみな予定が増えました。


アシュリー:そうだ、お客さまが『みんなの別邸も楽しみ』と。


ソル:ほう!


マックス:うれしいね!


ルク:ソルさんも大忙しだ。


マックス:まだまだ進化し続けるファレノプシスに、今後ともご期待ください。


ソル:ご期待ください。





「ファレノプシス」の舞台裏に潜む創造的な力強さ、そしてハウジンガーとデザイナーの協力によって生まれる独自の空間の『作り方』に迫りました。


対談を通じて見えてきたのは、二つの異なる芸術領域が融合することで、新たなる美と革新が生まれるということです。


「ファレノプシス」は、ただの場所ではなく、異なる世界をつなぐ場として、これからもその扉を開き続けることでしょう。





PHALAENOPSIS

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